2020年5月2日土曜日

質問コーナー

【質問コーナー】
Q.「実践!本気で学べる究極のジャズ理論」彦坂恭人・著
はじめまして。
「P.79譜例18」の下段のメロディックマイナースケールのダイアトニックコードについてです。
7番目の和音のシレファラのラに「♭」がついていて、Bdimとなっています。メロディックマイナーのラには「♭」がつかないと思うのですが、どうしてbがついているのでしょうか?
何冊かジャズ理論の本を読んでいますが、最後まで読み通せたのはこの本だけです。難しいところもあり、1度では理解できないので、何度も読み返しています。
この本に出会えてよかったです。
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A.該当の箇所の原稿を確認しましたが、これは誤植かと思われます。失礼致しました。
仰る通り、メロディック・マイナーの場合「7番目」は「◆m7(♭5)」が正解です。
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◆補足◆
編集・校正には複数名であたっておりますが、どうしても人間のすることですから見落としがあります。大変申し訳ございません。
どうか、疑問を感じた場合、自分が正しいはずと確信を得た場合は遠慮なくご質問下さい。
→「常に先生が、出版物が、専門家の情報が合っていると思わない様に」というのは私が20代頃に感じたことの一つです。市販の楽譜も同様で、たくさん誤植や音抜けがあるのです。(肯定している訳ではありませんが)
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音楽理論は非常に多岐に渡っており、本来はその全てを知るくらい学ばなくては現代のジャズを理解することは困難です。しかし、その本のベースになっている「バークリー・メソッド」は非常に良く体系立てられているため、初めに学ぶのには適していると思います。
※現在、コロナウイルスの関係で対面レッスンは(強い希望がある方、体調に自信のある方など以外)自粛しておりますが、スカイプや添削レッスンは承ります。
ご興味があればぜひご受講下さい。

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