■終止形(ケーデンス)いろいろ
①中世(二度の旋律的な動き/旋法的)
Ⅰ-♭Ⅶ-Ⅰ(ミクソリディア)
Ⅰ-♭Ⅱ-Ⅰ(フリギア)
Ⅰ-Ⅱ-Ⅰ(リディア)
②古典(中世との訣別、長短の確立)
Ⅰ-Ⅴ7-Ⅰ
③近代、新古典(自由な調展開)
Ⅰ-♭Ⅲ-Ⅰ
Ⅰ-♭VI-Ⅰ
実際はトニックに行く必要すら無くなっていくが....。
三度近親調による移動を古典的な手続きを踏むことなくやってしまうのは、主にロシアの作曲家に見られる。
プロコフィエフ、ショスタコーヴィチ、ハチャトゥリアンなど。
そこからの影響を一番の受けている現代の作曲家は映画音楽の巨匠ジョン・ウィリアムス。
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