2018年9月7日金曜日

坂本龍一Episode7

リヒャルト・シュトラウス、つまりませんねぇ。彼は「店のメニューでも音で書ける」と自慢していたそうですが。
ヒンデミットもつまりません。ピアノとホルンとか、楽器の組み合わせはいいと思うものもあるんですが、本当に音楽がつまらない。
ぼくは、どうしても、ドイツ系からウィーン楽派、そしてドビュッシー、ラベル、メシアンのフランス系、双方からの合流点としてのブーレーズから10代、20代のはじめで始まりましたから、どうしてもそれ以外は未だになじめないところはあります。
傍系としてもちろんバルトーク、ストラヴィンスキー、クセナキス、リゲティ、それにシェーンベルクやクルタークなんかも大好きですが。

ああ、それに加えて日本人作曲家がいましたね。忘れちゃいけない。
三善晃、矢代秋雄に武満徹。
もちろん高橋悠治!

2016.6

※ここでは作曲家らしく辛辣な批評が続いているが、作曲家というのは基本的に同業者は誉めない人種だということを覚えておいて頂きたい。
これは坂本龍一に限ったことではないのである。
自己を確立するために取捨選択は必須であり、また好き嫌いなどというものは時により変化するものなのである。
寧ろ、彼がどんな作曲家を聴いてきたのかを知る貴重な資料と言える。

彼は意外に日本人の作曲家を聴いていることに驚いた。

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